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Wantedlyの導入で採用基準の統一と母集団の拡大に成功!

採用活動において、応募者体験の向上と業務の効率化を実現することは、多くの企業にとって重要な課題です。今回、株式会社ユニティー様では、新卒採用におけるエントリー数の減少や採用基準のばらつきといった課題を抱えられていました。Wantedlyの導入を通じて、カジュアル面談や運用体制の見直しをサポートさせていただき、応募者の属性の幅が広がるなどの効果を実感いただきました。その取り組みの背景や効果について、採用教育チーム主任の大澤慎太郎様にお話を伺いました。

企業情報

会社名
株式会社ユニティー
設立
平成4年12月18日
従業員数
460名(2025年1月現在)
事業内容
イベント・内装施工サービス、イベント運営サービス、内装施工サービス、太陽光発電・オール電化施工サービス、軽作業他

10年以上採用業務を担当して見えてきた、新卒採用の難易度上昇

─10年以上採用を担当されていらっしゃる中で、お金をかけても新卒採用が思うように進まない状況があると伺いました。そのあたりはどのように感じていらっしゃいますか。

大澤様:

いきなり大きく変化したわけではありませんが、徐々に採用の難易度が増してきたと感じております。特に新卒採用では、学生のエントリー数が年々目に見えて減少しています。これは少子高齢化といった社会的な影響も考えられますし、各企業様がより多くの媒体を使い始めた結果、むしろ私たちが埋もれてしまうようになり、露出が難しくなったといった面もございます。以前は中途採用においてアルバイトスタッフの内部登用で即戦力を補うケースが多かったのですが、新卒採用では別のアプローチや企業としての一貫した採用基準が必要だと痛感しております。

─新卒採用と中途採用では手法が分かれていたのですか。

大澤様:

私たちマーケティングチームでは、お客様からのレビューを徹底的に分析し、製品開発やカスタマーサポートに活かしています。お客様の声を理解し、それをLPのデザインに反映させることで、より多くの方にSTEADYやRELANESSの製品の魅力を伝えたいという思いがありました。しかし、限られた社内リソースの中で、スピード感を持ってデザインを深く考えることは難しく、専門性を持った外部パートナーのご協力が必要だと感じていました。

応募者とフランクに話せるWantedly!運用ノウハウを活かしたサポートが決め手

─なぜWantedlyを導入しようと考えたのですか?

大澤様:

先ほどもお伝えしましたが、当社では新卒採用の応募数が年々減っている実感がありました。また、支店ごとに採用基準や使っている媒体が異なり、どうしても母集団形成や連携面に課題を感じていました。Wantedlyは条件面よりも企業の魅力を全面に伝えられ、カジュアル面談を通じて幅広い方から反応を得られると伺い、「これなら興味ベースでお話を聞いてくれる人とフランクに出会えるのでは」と考えたのが導入のきっかけです。

─デザインファーストに依頼をしようと思ったのはなぜですか?

大澤様:

Wantedlyは通常の求人サイトと違って、募集記事の書き方や求職者の方とのメッセージの進め方、写真の見せ方など独特の運用ノウハウが必要です。また、当社は支店数も多く、日々の採用活動で手一杯でした。そこで、Wantedlyの伴走型サポートに強みがあるデザインファーストさんなら、運用体制を一から整えていただけるのではないかと思いました。実際、専門家に任せることで、各拠点ごとにばらついていた採用フローやメッセージテンプレートを一気に整理できるという期待感が大きかったです。

─デザインファーストからどのようなサポートを受けたのか具体的に教えてください

大澤様:

Wantedlyのアカウント作成や募集記事の文章づくりはもちろん、メッセージテンプレートの整備やカジュアル面談の進め方、スケジュール管理など、運用面をかなり細かくフォローしていただきました。例えば、キャッチコピーをどう書けば求職者の方の目に留まりやすいかや、応募者への返信の仕方、キャリアが豊富な方への返信など、私たちだけでは思いつかない視点から提案してくださったのはありがたかったです。結果として、面接や候補者対応に集中しやすくなり、各拠点で統一感を持って動けるようになりました。

募集管理表とメッセージテンプレートの設定

カジュアル面談を通して再認識できた、応募者の本音と採用すべき応募者の属性の幅

─Wantedly特有のカジュアル面談は、通常の面接と比べてどのような違いがあるのでしょうか。

大澤様:

通常の面接ですと、応募者の方も企業も合格か不合格かという形で構えてしまい、どうしても定型的なやり取りになりやすいです。ですがカジュアル面談という形式ですと、まずはお互いを知ることを大切にしており、応募者の方も「ちょっと話だけ聞いてみよう」という温度感でご参加くださる場合が多いです。すると、実際にはイベント設営や運営に興味を持つ方が、驚くほど多くいらっしゃるということが分かりました。趣味として音楽フェスに行っていたり、工業系の展示会に足を運んだことがあるような方々から「実はこういうお仕事に携わってみたかった」との声をいただきました。そのような本音に触れられるのは、カジュアル面談ならではのメリットだと感じています。

─応募者の属性の幅が広がると、企業側としてはどんな影響がございますか。

大澤様:

一番の影響は、今まで出会えなかった層の応募者の方を採用できることです。また、副次的に事業領域の見直し等にも影響があると感じています。例えば、今まで履歴書や職務経歴書の情報をもとに弊社とマッチしにくいと思っていた方であっても、カジュアル面談を通じて実際に話をしてみると予想外の強みや視点をお持ちだと分かるケースが増えました。応募者の方を知ることで、採用活動が活発になるだけでなく、採用後の彼らのキャリアを見据えた上で、当社がサポートしているイベントのジャンルや事業領域を再定義する機会にもつながっています。

コンサルティングから運用体制構築までの、二人三脚のサポート

─デザインファーストの伴走型サポートについて、特に印象的だった点は何でしょうか。

大澤様:

Wantedlyを使うにあたって、記事の作り方や社内インタビューの掲載方法、そして投稿タイミングなど、細やかにサポートしてくださるのが助かりました。記事に載せるキャッチコピーひとつでも、「こう書けば魅力が伝わりやすい」「このフレーズは学生の方には少し硬い印象を与える」といったアドバイスをたくさんいただきました。他にもWantedly運用に関する悩みに対しても、的確な提案をしてくださったのが印象的です。

─サポートを受ける中で業務効率面ではどのような変化がありましたか。

大澤様:

一番大きな変化は、応募者とのメッセージ内容を統一することで一貫した運用体制を構築できたことです。従来は支店ごとにやり方があり、最初はWantedlyの文化に沿ったやり方を模索しておりました。そこをデザインファーストさんにフォローしていただき、求職者の方とのやり取りのサポートから数値分析までサポートいただきました。私たちの体制やペースに合わせて柔軟に提案くださるので、忙しい採用期間中でも無理なく運用できております。当社は支店数が多く採用条件などもばらつきがありましたが、体制が整ったことで運用にかかる業務効率が削減されていると感じています。

さらなる人員採用に関するデザインファーストへの期待

─Wantedlyを導入されたことによって、今後はどのように採用活動を発展させたいとお考えでしょうか。

大澤様:

現在は新卒採用を中心に、幅広い方とお話しする機会が増えていると実感しております。将来的には、さらに支店間で連携した募集や、他部門の中途採用で不足しがちなポジションをWantedlyで補うといった取り組みにもつなげたいです。デザインファーストさんには、引き続きWantedly運用の面でアイデアをいただきながら、当社の魅力をもっと創意工夫して発信していただきたいと考えております。店舗の内装施工や大型展示会など、まだまだお伝えしきれていない仕事領域も数多くございますので、新しい方に仲間になっていただく機会を広げるために、この伴走体制は大いに活かせると感じております。

─どのような課題を抱えている企業にデザインファーストのサービスはおすすめしたいと思いますか?

大澤様:

「自社の強みは何となくあるけれど、どこから打ち出せばいいのかわからない」とお悩みの企業様や、「複数拠点でばらつきがちな採用を一括で管理したい」といった企業様にはおすすめできると思います。デザインファーストさんでしたら、単にアカウントを作って終わりではなく、コンテンツの内容や応募者の方とのやり取りの仕方などを丁寧に伴走してくださいます。そのため、社内ですべてを手探りで進めるよりもはるかに効率的ですし、新たな発想が生まれやすいと感じております。採用活動は効率だけでなく、いかに企業の雰囲気や価値観を伝え、「この人と働きたい」と思っていただけるかが大事です。そこまで伴走してくれるデザインファーストさんのサービスは、まさに採用のリブランディングに取り組みたい企業様にピッタリだと思います。

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