CASE

お客様事例詳細

クリエイティブBPO支援

大成建設グループ8社の想いを可視化。戦略と優先順位を体系化を実施。企画から展示会施工・グラレコ・LLMO対策までを担う伴走型の推進体制を構築

大成建設株式会社様が推進する「くらしと街のコンシェルジュ」は、連結従業員数18,503名を擁する大成建設グループのうち、事業領域の異なる8社が連携し、個人・法人のお客様に最適なソリューションを提供するプロジェクトです。
事業内容の異なる8社が共通の方向性を持って活動するため、同社はデザインファーストの伴走支援を導入しました。各社への個別ヒアリングを通じた課題整理をはじめ、プロジェクトの全体像を可視化するグラフィックレコーディング制作、展示会の施工から来場誘導設計や新聞広告の構成、サイトリニューアルにおけるAIO・LLMOの文脈を踏まえた支援まで、多岐にわたる施策を一体となって推進しています。社内からの問い合わせは増加しており、グラフィックレコーディングを通じたインナーコミュニケーション、アウターコミュニケーションも進みつつあります。具体的な支援内容や取り組みの効果について、営業推進・ソリューション本部 企画推進部 プロモーション室のA様、B様、C様にお話を伺いました。

課題
・事業内容が異なるグループ8社の連携に向け、共通の戦略と施策の優先順位を体系化したいと考えていた
・日々の業務と兼務しながら進める中で、プロジェクトを実務面から牽引する推進体制が必要だった
・プロジェクトの認知を高め、グループ会社間の連携やお客様からの相談へ円滑につなげたいと考えていた

依頼の決め手
・定型的な助言にとどまらず、根本的な課題に寄り添い、ともに整理する真摯な姿勢があった
・各社を個別に訪問し、実情を踏まえた客観的かつ具体的な提案を行っていた
・グラフィックレコーディング制作や展示会施工、広告・LLMP対策・Web施策まで一貫して手掛けられる実行力があった

効果
・グループ内の1万人以上の社員に向けた周知と、相談の掘り起こしに注力する方針が明確になった
・グラフィックレコーディングの制作により、プロジェクトの全体像を直感的に共有できるようになった
・企画から制作までワンストップで進められる推進基盤が整い、社内からの問い合わせも増加した

企業情報

会社名
大成建設株式会社
設立
1917年12月28日
従業員数
9,518名(2026年3月31日現在)※連結従業員数18,503名
事業内容
建築・土木・機器装置の設置工事等に関する企画・設計・施工・エンジニアリングから、
地域・都市開発、環境保全、不動産の売買・賃貸に至るまで、建設に関連する幅広い事業を展開。

グループ8社の連携強化と認知向上に向けた戦略的アプローチ

「くらしと街のコンシェルジュ」の概要と、発足の経緯について教えてください。

B様(プロモーション室):

「くらしと街のコンシェルジュ」は、戸建て住宅の新築やリフォーム、不動産売買といった個人のお客様からのご相談から、ビルの建設や土地活用、設備更新、舗装といった法人向けのご要望まで、大成建設グループ8社がワンストップで対応するプロジェクトです。
本取り組みは2013年にさかのぼり、当初は住宅系のグループ会社を中心とした「住まいの相談室」としてスタートしました。その後、参画会社や対応領域を広げながら発展を続け、2021年4月に「くらしと街のコンシェルジュ」へと名称を改めて現在に至ります。
現在は大成建設を含めた8社で取り組んでおり、運営にあたっては2つの会議体を設けています。それぞれ20名程度のメンバーが参加し、各社の担当者と連携を取りながら推進している状況です。

A様(プロモーション室):

当初は、大成建設ハウジングや大成有楽不動産といった住宅関連会社を支援する目的で立ち上がり、その後は大成有楽不動産販売や大成ユーレックも加わって、主にBtoC事業を中心に展開していました。
転機となったのは、グループ連携の強化という経営方針です。大成設備や、舗装事業を担う大成ロテックといったBtoB企業が参画したことで、事業領域は大きく広がりました。

プロジェクトの推進にあたり、どのような課題がありましたか?

B様(プロモーション室):

事業内容が異なるグループ8社の方向性をそろえ、戦略を整理することが課題でした。
参加会社はBtoBとBtoCに分かれ、それぞれ事業の目的も異なるため、グループ全体を俯瞰した調整が必要です。プロジェクトの認知度を高め、グループ会社間の連携やお客様からの相談へ円滑につなげることも目指していました。
また、日々の業務と並行しながら、長期的な視点でプロジェクトを推進できる体制を整える必要もありました。
プロモーション室では、大成建設単体の営業推進業務に加え、本プロジェクトの事務局も運営しています。認知度の向上や問い合わせの増加など複数の目的がある中で、いつまでに何を行うのか、施策の優先順位を体系的に整理して実行へ移すことが求められていました。

外部の支援を検討するに至ったきっかけを教えてください。

A様(プロモーション室):

第三者の視点を取り入れ、現状と課題を整理していただくことが、今後の方向性を明確にするうえで有効だと考えたためです。
当初から、外部支援を前提としていたわけではありません。グループ会社との定期的な会議や情報共有、Webサイトや問い合わせ窓口の運用は、自社で継続していました。
一方、それぞれの取り組みを一つの戦略として結び付け、「いつまでに、何を、何のために行うのか」を体系的に整理する必要性を感じていたのです。そこで、客観的な視点から現状を捉え、今後の方向性をともに整理していただくため、外部の専門家へ支援を依頼しました。

現場への丁寧なヒアリングと、第三者視点を活かした提案が決め手に

課題を整理するパートナーとして、デザインファーストへ支援を依頼した決め手は何だったのでしょうか?

A様(プロモーション室):

定型的なコンサルティングではなく、私たちが抱える根本的な課題に寄り添い、ともに整理してくださる真摯な姿勢が最大の決め手でした。
各社の事業内容や要望を的確に把握するには、一つひとつの会社に対する理解が欠かせません。デザインファーストさんは各社を個別に訪問し、実情への理解を深めたうえで、具体的な提案としてフィードバックしてくださいました。こうした丁寧な対応が、大きな信頼につながっています。

グループ各社へのヒアリングは、具体的にどのように進められたのでしょうか?

A様(プロモーション室):

展示会に向けた施策の立案と並行して、各社の意見や要望を丁寧に吸い上げていただきました。
当時は、年に1回開催するグループの展示会に向けて、認知拡大や個別相談の獲得に向けた展開を検討していた時期です。デザインファーストさんは各グループ会社を訪問し、それぞれが何を考え、どのような支援を求めているのかを詳しくヒアリングしてくださいました。
その過程で、グループ全体の方向性をすり合わせるために必要な情報を集約していただけたと感じています。

第三者であるデザインファーストが各社へヒアリングすることには、どのような利点があるとお考えでしょうか?

A様(プロモーション室):

親会社である私たちがヒアリングするよりも、第三者に入っていただくほうが、各社から率直な意見を引き出しやすいと考えています。
大成建設が親会社としてヒアリングを主導すると、子会社や関連会社はそれぞれの立場を意識し、言葉や話す内容を慎重に選ぶことがあります。私たちは率直に意見を交わしたいと考えていますが、立場の違いが対話に影響を与えることもあるものです。
そこで、第三者であるデザインファーストさんに間に入っていただくことで、各社も率直な意見を伝えやすくなります。結果として、より実態に即した課題を把握できる点が大きな利点だと考えています。

展示会では、具体的にどのようなサポートを受けられたのでしょうか?

A様(プロモーション室):

会場への来場誘導や、毎年出稿している新聞記事広告の構成などを支援していただきました。
グループの展示会は5〜6年ほど継続しており、一般のお客様に向けた住宅相談を中心とする形式は定着していました。そのためデザインファーストさんには、展示内容そのものよりも、来場者をいかに誘導するかという点や、新聞記事広告をどのような見せ方・構成にするかといった部分をサポートしていただいています。

グループ内1万人以上へのアプローチを明確化し、言語化によって共通認識を形成

デザインファーストの支援により、どのような戦略が明確になったのでしょうか?

A様(プロモーション室):

目標達成に向けたアプローチと、具体的な方向性が明確になりました。
以前から、認知度を高めて問い合わせを増やすという目標を掲げていました。デザインファーストさんの支援を通じて具体的な戦略を検討し、まずはグループ内の1万人以上の社員に向けた周知と、相談の掘り起こしに注力する方針を定めたのです。
グループ社員であれば、大成建設グループについて改めて説明する必要がなく、帰属意識もあることから、一般の方より相談しやすいと考えました。グループ内から寄せられる営業情報を漏れなく把握することが、プロジェクトの推進において重要だと捉えています。対象を明確に定めたことで、次に取り組む施策の優先順位も整理できました。

グループ内への周知を強化するために、どのような施策を実施されたのでしょうか?

A様(プロモーション室):

プロジェクトの目的を言語化し、グループ全体で共通認識を形成するため、グラフィックレコーディング(以下、グラレコ)を導入しました。
グループ活動では、担当者が変わってもプロジェクトへの理解を継承できる状態を整えることが重要です。そこで、活動の目的や全体像をイラストで示し、認識の齟齬を防ぐための資料を作成しました。

B様(プロモーション室):

これまでは、プロジェクトの内容を言葉だけで説明していたため、説明する側も複雑さを感じる場面がありました。グラレコによって情報を1枚の図にまとめたことで、以前より分かりやすく伝えられるようになったと感じています。
受け取る側にとっても、言葉だけで内容を理解するより、プロジェクトの全体像をイメージしやすくなったのではないかと思います。

作成したグラレコは、今後どのように活用していく予定でしょうか?

A様(プロモーション室):

社内向けeラーニングの題材として活用するほか、将来的には社外向けのPR資料にも展開する予定です。
まずは社内で活用し、「くらしと街のコンシェルジュ」の認知向上と相談の掘り起こしへつなげたいと考えています。今年度から来年度にかけては、グラレコの見せ方を調整し、社外での認知拡大にも役立てていく方針です。

Web施策やサイトリニューアルに関しては、どのような形で支援が進んでいるのでしょうか?

A様(プロモーション室):

プロジェクトサイトのリニューアルを進める中で、AIOやLLMOを見据えた施策について支援を受けています。
サイトの改修作業自体は別の会社が担当していますが、AIOやLLMOの対策がされていない状態でした。それをデザインファーストさんにご指摘いただいて、AIOやLLMOの文脈を踏まえたWeb活用の方向性などで伴走していただいています。
※AIO/LLMO:生成AIやAI検索エンジンにおいて、自社の情報やサービスが回答として引用・推薦されるようWebサイトなどを最適化する施策

展示会やWeb施策など、複数の施策をデザインファーストに集約した利点を教えてください。

A様(プロモーション室):

展示会やWeb施策、グラレコ制作など、複数の施策を1つの窓口で相談でき、共通のゴールに向かってブレずに進められる点です。
展示会やWebなど領域の異なる施策であっても、プロジェクトとして目指すべき方向性やゴールは変わりません。施策ごとに別々の会社へ相談してしまうと、受け取り方や認識の違いから、同じ方向を向いて進めるのが難しくなる懸念がありました。
その点、デザインファーストさんは施策の方向性の整理や提案に加え、実制作にも携わってくださっています。複数の業務を並行して進める私たちにとって、目的や進め方を一緒に考えていただけることは心強い支えです。

個人・法人向けの両輪を強化。中長期的な成長を支える伴走支援

今後のプロジェクトの展望と、デザインファーストへ期待していることをお聞かせください。

A様(プロモーション室):

個人向けと法人向けの両輪をバランスよく強化し、活動の規模を継続的に拡大していきたいと考えています。
大成建設グループ各社が持つ技術やノウハウを活かし、既存のお客様へ住宅関連のソリューションを提供する。加えて、土地活用やビル建築など、法人向けの課題にも一つの窓口で対応できることが私たちの強みです。
現在は、グラレコやeラーニングを通じて、グループ内での周知を進めています。今後は、実施した施策の結果を分析し、次のステップへ進む時期や取り組むべき内容を一緒に検討していただきたいです。単発の施策で終わらせず、中長期的な視点でプロジェクトの成長を支えるパートナーとして、継続的な支援を期待しています。

デザインファーストの支援は、どのような企業に適しているとお考えですか?

A様(プロモーション室):

現状の課題を整理し、取り組むべき施策を具体化したい企業に適していると考えています。
目的や達成期限をこれから明確にする段階でも、対話を通じて状況をひもとき、進むべき方向を一緒に考えていただけます。私たちも、プロジェクトの方向性を検討していた段階から相談を始めました。
デザインファーストさんは、根本的な課題から丁寧にヒアリングし、何のために、いつまでに、何を実現したいのかを整理してくださいました。課題解決に向けた道筋をともに描いていただけるため、プロジェクトの初期段階から伴走するパートナーを求めている企業におすすめできます。

お問い合わせ

サービスに関するご質問や
ご不明点がございましたら、
下記フォームよりお気軽に
ご連絡ください。

ALL FOR THE
GROWTH OF
YOUR
BUSINESS